台風に対する危機意識

先日上陸し、各地に甚大な被害をもたらした
台風21号。

我が社の大阪勤務の人間は、

自宅待機が事前に決定していたので
朝はのんびり過ごしていた。

お昼近くになると、

徐々に雨風が激しくなってきた。

あくまで自宅待機なので、社用メールの
チェックを行いながら、対応していると
何だか車酔いしたような気分に襲われてきた。

強風でマンションが揺れ、その状態で
モニターを注視しているのが原因だった。

そこで初めてニュースを観ると
とんでもない状況になっていた。

何十年も大阪市内に住んでいて、
台風でこんなに危ないと思ったのは初めて。

何か強風で飛ばされた物が、電線に接触するのか
瞬電が発生して、ちょこちょこテレビが再起動。

窓の外では、電線から火花が飛んでいる。

古い家の屋根瓦は飛んで無くなっているし
数か月前に完成した、新築の家の屋根が
一部捲れ上がっている。

近所のマンションでは停電が発生。
水を汲み上げるポンプへの給電も停まったので
断水状態に。

その話を聞いて、急いで湯船に水を張ると同時に
炊飯器でお米を炊き始める。

結局我が家は、ベランダがゴミだらけなのと
マンションの木が、折れたり傾いたりしただけで
大きな被害は無かった。

まだ、街の至る所に廃材が積まれていたり
信号機の向きが変わっていたり。

工務店に家の修理を依頼しても、数百件待ちで
いつ修理して貰えるのか分からない状態。

台風の力を、甘く見ていました。
反省です。

皆さんは、そんな事無いとは思いますが
台風に対する危機意識も、

ちゃんと持っていて下さいね。

被害を目の当たりにした時に気付いても
手遅れになる可能性もありますから。

翌朝、出社しようと駅に向かっていたら
倒木で歩道が塞がれていました。